スプリード(spreed)は、開発企業であるドイツStruktur社との業務提携により、日本ではサイバーガーディアンズが提供しているweb会議システムです。ITを駆使した中庸企業向けのソリューション、サービスに先見性を持つ企業で、世界的なビジネスを数多く成功に導いています。
Spreedのほかに、ウェブサーバーシステムのWebStage、FastOfficeといったサービスを提供。同社が窓口になることで、インターナショナルなサービスを日本向けに使いやすくすることに貢献しています。
専用ソフトや機材は一切不要、ネット環境さえあれば無料で利用できるのがスプリードの大きな魅力です。(ただし、無料サービスは3名まで)
また、無駄のない料金設定の細やかさも大きな特徴です。
例えば、1回だけのミーティングをweb会議で開催したい場合、1ヵ月の契約ではなく、1回ぶんの契約をすることも可能なのが『SpreedEvent』というサービス。最大10時間使用できるので、ふだんは無料で使用して、必要な時だけ、1回1,900円で利用ができます。
3人以上の利用、有料版の料金は月額4,900円。24時間常設の会議室を確保でき、ライブ録画機能もあるので、頻繁に会議を行う場合は非常に使い勝手の良いサービスです。
ライブチャット、ホワイトボード、プレゼン機能のほか、会議中にアイデアや企画を視覚化する、マインドマッピング機能付き。そのほか、活発な議論を促進する機能が数多いのが、日本製ではあまりみられない、この製品の特徴です。
スプリードは、インターネットブラウザ上で活用できるクラウド型WEB会議システムであり、インターネットに接続できる環境とネットブラウザをインストールしたパソコンがあれば、誰でもどこからでもWEB会議へ参加することが可能です。
また、ネット接続可能なパソコンなどを持っていない人のために、専用ダイヤルへ電話をかけることによって、電話を使って会議へ参加できる点も特徴です。
会議中は、相手の顔を見ながら双方向でコミュニケーションを取れることはもちろん、チャット機能を使ったり画面共有機能を使ったりして、詳しい情報交換を行えます。その他、参加人数の上限に達しない限り、会議中であっても追加の参加者を招待することができます。
WEB会議に使用するマイクやカメラに関しても、特別な機能制限がなく、それぞれのデバイスに応じた機器を利用できることもポイントです。ただし、円滑なテレビ通話を行うには一定以上の性能を持ったカメラやマイクを用意することも重要なため、必要に応じてヘッドセットやWEB会議用のスピーカーやマイクを用意できると良いでしょう。
スプリードを介してオンラインで仮想会議室を設置するには、会議の主催者が事前にライセンスキーを購入する必要があります。ただし、ライセンスキーの購入が必要になるのは主催者だけであり、その他の参加者には一切の費用がかかりません。そのため、新たにWEB会議システムを導入するにしても、初期費用を大幅に削減できる点は魅力です。
また、スプリードでは同時に3人までの参加であれば、初期費用だけでなくライセンス料も全て0円となる「Freeパッケージ」プランが用意されており、まずはお試しとしてWEB会議システムを体験できることも重要でしょう。なお、Freeパッケージでは一部機能が制限されており、全ての機能を活用するには有料のフルパッケージ版の購入が必要です。
有料プランとしては、同時に5~100人まで参加できる一部機能限定版「Meetingパッケージ」、Meetingパッケージの完全版である「Meeting-Proパッケージ」、さらに1回ごとに会議室の利用料を支払う「Eventパッケージ」といった種類が用意されています。
なお、各プランの利用料金については、参加者の上限数や利用期間に応じて変動するため、詳細な費用を知りたい場合は別途見積が必要です。
スプリードにはライブ音声や映像をやり取りしたり、電話を使って音声で会議へ参加したりする他にも、PDFやExcelファイルなどを資料として共有したり、デスクトップ画面をそのまま共有したりといった、様々な機能が備わっています。
代表的な機能としてはその他にも、会議の主催者と参加者が共有して書き込んだデータをPDF化する「ホワイトボード」や、ライブ録画機能、様々なアンケートを行える「投票・アンケート」など色々なものがあり、会議のスタイルや目的に合わせて利用方法をカスタマイズしていくことが可能です。
なお、スプリードを介してつながっているパソコン同士であれば、主催者が会議参加者のパソコンをリモートコントロールできる点も見逃せません。これにより、スプリードはWEB会議システムとしてだけでなく、企業や店舗が顧客に対するカスタマーサポート用のツールとして利用することもできます。
開発者であるドイツのStruktur社と契約し、サービスを利用することになりますが、その後のサポートなどはすべて日本のサイバーガーディアンズが日本語で行ってくれるので安心です。
社内会議用
V-CUBE
ミーティング ブイキューブ |
ZOOM
ZOOM
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Cisco Webex
WebEx
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アプリケーション共有ファイルをリアルタイムに全参加者と共有
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デスクトップ共有デスクトップ画面全体を共有可能
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録画やり取りを録音・録画して保存可能
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ファイルの保存・転送会議中に使った資料や、メールでは大きすぎて送れない資料の共有
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ホワイトボード文字や図の記入、画像の読み込みなどが可能
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外国語翻訳会話をリアルタイムに翻訳して会話内容と翻訳内容をテキスト表示
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アンケート機能質問やアンケートを実施することが可能
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IPアドレス制限許可のない人の参加を防止できる機能
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チャット機能文字によるメッセージの共有が可能
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100拠点以上対応同時に接続できる拠点数が100を超える
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オンプレミスでの提供自社で情報のシステムを保有し、自前の設備で運用する方式
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無料版あり
Google Meet
Google
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Skype
マイクロソフト
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chatwork live
Chatwork
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参加者アカウント不要アカウント登録なしでスタートできます |
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1対1ミーティング
時間に縛られずに会議を行なうことができます |
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画面共有
自分のパソコンの画面を相手に表示させる機能
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セキュリティ第三者によるデータの盗聴やなりすまし、改ざんなどを防ぎます
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2段階認証プロセス | E2E暗号化 | SSL/TLS |
人数一度の会議に参加できる人数
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最大250名 | 最大50名 | 最大14名 |
無料期間が無制限かつ、セキュリティ面について公式HPで明示されている製品を比較
商談用
V-CUBE
セールスプラス ブイキューブ |
ベルフェイス
ベルフェイス
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B-room
Bloom Act
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資料共有
エクセルやPDFなどの資料の共有
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チャット機能文字によるメッセージの共有が可能
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トークスクリプト
話したい内容を事前に準備でき、自分だけが見ることができます
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同時接続3名の場合
の月額料金 同時接続できる人数 |
44,400円(税別) | 45,000円(税別) | 35,000円(税記載なし) |
相手の対応
WEB会議をする際に相手側に行ってもらうこと
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URL入力 | 電話 | URLorワンタイムパスワード |
月額費用が公式HPに明示されている3製品を比較
設計・製造用
V-CUBE
コラボレーション ブイキューブ |
Fresh Voice
エイネット
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Cisco Webex
シスコ
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同時ペン作画リアルタイムで複数人で図面に書き込みができます
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CAD共有対応重い3次元データもスムーズに共有できます
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画像共有画像データなどを同じ画面で共有できます
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高精細データ共有
画面サイズに合わせた拡大や縮小などの処理なしで2000万画素クラスでも共有可能
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画像共有機能がデフォルトでつき、公式HPに設計・製造系の導入事例が載っている製品を比較
セミナー用
V-CUBE
セミナー ブイキューブ |
ギガキャスト
ロゴスウェア
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ネクプロ
ネクプロ
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チャット機能文字でもやりとりすることが可能
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アンケート機能
質問やアンケートを実施することが可能
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受講者発言機能
受講者の発言を許可したり、チャットで質問を入力してもらうことが可能
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インストール不要インストールなしでWEB会議ができます
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多言語対応
さまざまな国の言語でシステムを利用できます
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日本語・英語・中国語(簡体字・繁體字)、タイ語、インドネシア語 | 記載なし | 記載なし |
最大拠点数
対応拠点数が多いほど大規模な配信が可能
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10,000拠点 | 6,000拠点 | 6,000拠点 |
チャットとアンケート機能が標準搭載の製品を比較