ここではWeb会議システム「Go To Meeting」の特徴や導入事例をまとめています。
細部に配慮した操作性で、WEB会議の進めやすさを追求したのが「Go To Meeting」。目新しい機能はありませんが、その分WEB会議システム初心者にはおすすめだと言えます。
会議では顔を表示して会話をした方が、相手の表情が分かり、場の雰囲気も汲み取りやすくなるというメリットがあります。そこで、Go to meetingはWebカメラの共有にも対応。カメラボタンを押すだけでウェブカメラに切り替えることが可能です。
複数のカメラを共有したい場合は誰と共有するのか配信者が選択に選択する権利が与えられています。具体的な操作方法としては、ビデオオチャットへの参加方法はチャットへの入り方と抜け方の2つだけです。
自分がチャットに参加したい場合は、ビデオカメラの形をしたアイコンをクリックして緑色に変えます。緑色がONの状態を、灰色がOFFの状態です。また、マイクの形のアイコンをクリックすると音声がONに切り替わります。ビデオチャットから抜けたいときは、再びビデオカメラの形のアイコンをクリックして灰色の状態に戻します。もし音声をONの状態にしていた場合は、このとき一緒にクリックしてOFFの状態の戻しておきましょう。
TelephoneとMic&Speakerの2つ音声設定があるGo to meeting。あらかじめMic&Speakerの設定で限定ルームを作っておくと、後で参加者が音声設定を決める手間がなくなり、効率良く会議を始められます。 ルームオーナーが限定ルームを作成すれば自動的にURLが作成され、オーナーは参加者にこのURLと会議の開始時間をメールなどで伝えるという仕組み。参加者はURLをクリックするだけで自動的にアプリをインストールしたり、ルームに入ったりすることが可能です。この操作の手軽さが、Go to meetingの魅力の一つです。
Go To Meetingでは音声で入出力を行うことも可能。パソコンにマイクがついていない場合でも電話で会話をすることができます。そのため、ウェブでドキュメントを参考にしながら、会話は音声で行いたい場合などに有効。スピーカーを利用してウェブ会議をしたい場合は、Audio項目にあるMic & Speakersにチェックをいれておけば利用できます。
なお、その他に搭載されている機能として、ルームオーナーがビデオチャットを要求する機能があります。この場合はビデオやマイクの使用許可画面が提示されるので、許可をするとビデオチャットを開始することができます。ビデオチャットで発話している人にコメントを送りたい場合は画面下部にテキストを打ち込めがチャットすることが可能。テキストチャットは相手の話を遮ることなく反応を返すことができるので非常に便利な機能です。ぜひ活用してみてください。
自分のマイクの音声をミュートにする機能が搭載されているGo to meeting。騒がしいカフェから会議に参加しているときや自宅で子供が遊んでいるときなど、相手の話の邪魔をしたくないよう、自分のマイクをオフに切り替えることができます。
操作方法は簡単で、マイクのアイコンを押すだけです。色でONとOFFを区別することができ、緑色のときがON、灰色のときがOFFを意味しています。音声の切り替えを行うことでストレスなく会議を進めることができるでしょう。
米LogMeInの最高責任者はGoToMeetingに搭載される新機能に目をつけ、導入を決意しました。GoToMeetingは機能強化されることも決まっており、現在でも文字起こしツールに加えAIで顔の認識をしたりビデオカメラのフレーミングの最適化が可能です。
会議に参加している人の会話や発言を文字起こしするデジタルアシスタントは会議に集中する上で有効的な手段となっています。文字起こしされた内容はクラウド上に保存したり、メモを加えたりすることも可能であり、会議の質が上がりました。
発言を残すことで目の前の課題に集中できるだけでなく、必要であれば後から見直せるというメリットがあったのです。また、GoToMeetingには社員同士だけでなく社以外とのやりとりをすることもでき、1対1でのやりとりも、グループでのやりとりも行えます。ビデオ会議と音声会議にはワンクリックで切り替えられるため、誰でも使用可能。
なお、Alexaと連携させる機能も搭載されており、これから行う予定の会議のスケジュールをAlexaで設定することも可能です。そのため、予定を加えたりキャンセルしたりする作業をパソコンを開かなくても済ませることができるなど、非常に役立っています。
社内会議用
V-CUBE
ミーティング ブイキューブ |
ZOOM
ZOOM
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Cisco Webex
WebEx
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アプリケーション共有ファイルをリアルタイムに全参加者と共有
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デスクトップ共有デスクトップ画面全体を共有可能
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録画やり取りを録音・録画して保存可能
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ファイルの保存・転送会議中に使った資料や、メールでは大きすぎて送れない資料の共有
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ホワイトボード文字や図の記入、画像の読み込みなどが可能
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外国語翻訳会話をリアルタイムに翻訳して会話内容と翻訳内容をテキスト表示
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アンケート機能質問やアンケートを実施することが可能
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IPアドレス制限許可のない人の参加を防止できる機能
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チャット機能文字によるメッセージの共有が可能
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100拠点以上対応同時に接続できる拠点数が100を超える
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オンプレミスでの提供自社で情報のシステムを保有し、自前の設備で運用する方式
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無料版あり
Google Meet
Google
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Skype
マイクロソフト
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chatwork live
Chatwork
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参加者アカウント不要アカウント登録なしでスタートできます |
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1対1ミーティング
時間に縛られずに会議を行なうことができます |
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画面共有
自分のパソコンの画面を相手に表示させる機能
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セキュリティ第三者によるデータの盗聴やなりすまし、改ざんなどを防ぎます
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2段階認証プロセス | E2E暗号化 | SSL/TLS |
人数一度の会議に参加できる人数
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最大250名 | 最大50名 | 最大14名 |
無料期間が無制限かつ、セキュリティ面について公式HPで明示されている製品を比較
商談用
V-CUBE
セールスプラス ブイキューブ |
ベルフェイス
ベルフェイス
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B-room
Bloom Act
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資料共有
エクセルやPDFなどの資料の共有
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チャット機能文字によるメッセージの共有が可能
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トークスクリプト
話したい内容を事前に準備でき、自分だけが見ることができます
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同時接続3名の場合
の月額料金 同時接続できる人数 |
44,400円(税別) | 45,000円(税別) | 35,000円(税記載なし) |
相手の対応
WEB会議をする際に相手側に行ってもらうこと
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URL入力 | 電話 | URLorワンタイムパスワード |
月額費用が公式HPに明示されている3製品を比較
設計・製造用
V-CUBE
コラボレーション ブイキューブ |
Fresh Voice
エイネット
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Cisco Webex
シスコ
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同時ペン作画リアルタイムで複数人で図面に書き込みができます
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CAD共有対応重い3次元データもスムーズに共有できます
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画像共有画像データなどを同じ画面で共有できます
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高精細データ共有
画面サイズに合わせた拡大や縮小などの処理なしで2000万画素クラスでも共有可能
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画像共有機能がデフォルトでつき、公式HPに設計・製造系の導入事例が載っている製品を比較
セミナー用
V-CUBE
セミナー ブイキューブ |
ギガキャスト
ロゴスウェア
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ネクプロ
ネクプロ
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チャット機能文字でもやりとりすることが可能
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アンケート機能
質問やアンケートを実施することが可能
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受講者発言機能
受講者の発言を許可したり、チャットで質問を入力してもらうことが可能
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インストール不要インストールなしでWEB会議ができます
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多言語対応
さまざまな国の言語でシステムを利用できます
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日本語・英語・中国語(簡体字・繁體字)、タイ語、インドネシア語 | 記載なし | 記載なし |
最大拠点数
対応拠点数が多いほど大規模な配信が可能
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10,000拠点 | 6,000拠点 | 6,000拠点 |
チャットとアンケート機能が標準搭載の製品を比較