NEUTRANS BIZ
VRを駆使したWeb会議システムで多くの企業から好評を博しているNEUTRANS BIZ。その特徴について紹介します。
NEUTRANS BIZの特徴
3DCG技術によって、WEB会議を行なう空間に拡張現実を提供できるのがNEUTRANS BIZの強みです。会議のみならず現場の細かいオペレーションや研修などでも利用できるとあって、様々な業種で導入されています。
参加者や講師の移動コストを削減できる
VR技術を効果的に活用することで空間と体験の共有を可能にしたNEUTRANS BIZ。従来はOJTでなければ現場のオペレーションを行うのは難しいとされていました。しかしNEUTRANS BIZの登場により、危険作業のシミュレーションやコミュニケーションの研修などを場所に制約されることなく実施が可能に。
NEUTRANS BIZは擬似的な空間で特定のシーンを設け、接客のトレーニングやオペレーション研修を行うことができるため、小売業や飲食業の店舗で特に役立っています。
加えて、NEUTRANS BIZにはリアルでは研修を行うのが難しい特殊なシチュエーションを作り出して体験することも可能。例えば危険作業や災害が起こった際のシミュレーションは臨場感があり、遠隔地にいても現場にいるかのような実のある研修を行うことができるでしょう。
遠隔地へのレクチャーを手軽に行えるのがNEUTRANS BIZの魅力の一つであり、利用すれば参加者と講師の移動コストを大幅に削減することができます。海外にいる人にもトレーニングを施すことができるため、幅を広げたい企業にも便利なシステムです。
動画やVR空間を提供ツールとして活用
球体映像や建物の内外の様子を360度カメラで共有することのできるNEUTRANS BIZ。映像を共有できるため直接現場に足を運ぶ必要がなく、不動産業界がNEUTRANS BIZを活用すれば物件の様子をレイアウトに至るまで詳しく紹介することが可能です。
建物を静止画だけでなく360度映像の動画で紹介することもできます。また、3DCGで部屋を再現し、VR空間で建物や家のレイアウトの確認もでき、その際に家具を置き換えたり、壁紙の色を変えたり、実際に歩いてみたりすることも可能。NEUTRANS BIZを活用すればあらゆるシミュレーションができるので、レイアウトの確認作業の質を向上させるのに効果的です。
例えば賃貸での内見や新築戸建ての内装を提案する際に役立つでしょう。なお、NEUTRANS BIZにはエンドユーザーを対象に絞り、不動産を提案するためのツールとして活用することも可能です。NEUTRANS BIZの導入は成約率を上げるだけでなく、双方の認識のズレを防ぐ効果も見込めます。
3Dのデータも立体的に共有することができる
NEUTRANS BIZには3Dのデータを立体的に共有する機能があり、もともとは製造業で活用されてきました。CADなどで作られた3DデータをVRに対応しているフォーマットに変換することでデータを立体的に共有することが可能です。NEUTRANS BIZに3Dデータをインポートすれば、複数員で物体のサイズや形状の確認作業を立体的に行うことができます。これらの機能をWEB会議システムにも転用しているのです。
3Dデータで通常対応しているのはfbxやobjのファイル形式であり、CADで作成したデータを変換する必要があります。また、映像を360映像で活用したり、DCGで擬似的に再現したりすることも可能です。
そのため、工場に直接足を運べない場合や海外にある工場の様子を見たいときなどに役立ちます。工場の生産性や会議をより具体的に共有ことができるでしょう。
なお、NEUTRANS BIZのデータを立体的に共有できる機能をより効果的に発揮できるのは、家具や重機などの大型製品を取り扱っている製造業者です。実物を直接見せなくてもVR空間内で商品を紹介したり展示したりできるでしょう。
NEUTRANS BIZの導入事例
KDDI株式会社
国内大手電気通信事業会社として名を馳せているKDDI株式会社。KDDI株式会社は運用するビジネスの開発にNEUTRANS BIZを取り入れ、バーチャル空間で新ビジネスの創出に成功しました。バーチャル版 DIGITAL GATEを利用してバーチャル施設を完全再現し、体験ツアーができるようにしたのです。
これらの取り組みは経営戦略として優れているだけでなく、社員がリラックスして企画を開発できるなど、さまざまな面で効果を発揮しています。VR空間を介して説明を行うことができるため、距離の制約を感じることなく自宅からバーチャルツアーに参加することが可能になりました。そのため出社する必要がなく、社員の移動時間を削減することにも成功しています。
株式会社 博報堂メディカル
医療用薬品を提供し、日々健康を支える手助けをしている博報堂メディカル。日本では医師の診断のない医療用医薬品の処方は禁じられており、医療用医薬品の取り扱いには注意が必要とされています。
そこで、博報堂メディカルはNEUTRANS BIZを導入し、患者へ正しく薬を処方するためのサービスの提供を始めました。中でもVRを最大限に活用した医師の「症例検討会」は好評です。患者の症例について複数人の医師がVR空間で立体的なCGを活用しながら話し合うことができ、医師同士の情報共有として濃密な時間になっています。ウェブ会議では実現し得なかった、複数人で同時に意見交換をしても話しにくくない環境を、NEUTRANS BIZによって実現することができたといえるでしょう。
その他の導入実績
- 株式会社パソナ
- 駿河精機株式会社
- 株式会社アドバンテスト
- KDDI株式会社
- 株式会社日本総合研究所
- 株式会社J&J事業創造
- 株式会社 博報堂メディカル
- 株式会社ローランド・ベルガー
- 大日コンサルタント株式会社
NEUTRANS BIZの機能、および必要な機材など
機能
- ボイスチャット
- デスクトップ画面の共有
- PDFビューワー
- PC閲覧モード
- 3Dペン
- ホワイトボード
- 3Dモデルインポート
- セーブ
- 360プレイヤー
- ムービープレイヤー
- イメージビューア
- アバター
必要な機材
- インターネットに接続できるパソコン・タブレットやスマートフォン
- VR機材(VR対応PC＋PC型ヘッドセット, スタンドアローン型ヘッドセット)
