2つの大きな違いは参加場所です。会場開催型セミナーはその名のとおり、会場まで足を運んでセミナーを受講するほかありません。しかし、ウェビナーやオンラインセミナーと呼ばれるwebセミナーは、インターネットを通してセミナーを配信・受講することが可能なので、どこからでも参加できます。
そのため、webセミナーの集客範囲は非常に広く、全国規模や世界規模のセミナーを開催することも可能です。これをビジネスチャンスと捉えている方も多く、今後さらに注目されるセミナー開催方法でしょう。
実際に足を運ぶことから、実習や演習を必要とするセミナーでは高い効果を発揮します。例えばトリミングセミナーを行った場合、専門家が見ている前で実際にトリミングを行う機会を設けることで、その都度アドバイスを受けることができます。
開催場所となる会場の空き予定日を確認し、スケジュールの調整を行う必要があります。また受付や案内等、スタッフを配置しなければならないことが多いため、運営コストの支払いが生じます。
会場開催型セミナーでは、開催場所への交通の利便性や収容人数により、費用対効果が激減するリスクがあります。参加希望者のなかには遠方に住んでいる人もいるため、興味はあるが参加できないという人も少なくありません。
また、会場の収容人数までしか集客することができないため、期待以上の利益は求められないこともデメリットのひとつでしょう。
インターネット回線が繋がっていることで利用できるため、会場開催型のように会場を借りるための費用が必要ありません。さらにどこからでも配信できるため、スケジュール調整がしやすく、運営に関するスタッフも不要です。
このように全体的にコストを掛けずにセミナーを開催できるのが、webセミナーの魅力でしょう。
会場まで移動する時間も不要となるため、セミナーの内容を充実させるための有意義な時間として費やすことができます。
受講者側にとっても交通費が必要なくなるため、セミナー費用以外のコスト削減に繋がります。
収容人数や場所の制限がなく、受講者の参加しやすい環境からセミナーを受けることができるため、幅広い集客を望むことができます。
web上でセミナーを行うため、使用中のノートPCやタブレットは必ずインターネットに繋げる必要があります。また、回線が不安定な状態だと、大切な内容の聞き逃しや資料の見逃しが起きてしまいますので、セミナー用のweb会議システムを選ぶ際は、回線の安定性の良さも視野に入れておくべきでしょう。
※3製品の選定基準:チャットとアンケート機能が標準仕様の製品を比較
Webセミナーのライブ配信や、オンデマンドコンテンツの配信ができるクラウド型配信サービスです。最大10,000拠点に向けて配信できるシステムのため、新規顧客の開拓などの集客にも役立ちます。
また、配信サポートや専用スタジオが用意されているのも大きな特長です。
参照元:V-CUBE セミナーHP(https://jp.vcube.com/service/seminar)
公式ホームページにて料金の記載は確認できませんでした。
株式会社V-CUBE
プレゼン特化型の画面構成になっているため、パワーポイントやPDFによる作業を多用する人にとって非常に使い勝手の良いシステムです。
鮮明な文字による明確なスライド、マーカーやポインターはリアルタイムで使用可能、セミナー配信中でもアンケートを取れるなど、これらの機能により、プレゼンを最適化しています。
1セミナー:3,200円~
※上記は事前にポイントを購入して、セミナー配信毎にポイントを消費するプランの場合。
ロゴスウェア株式会社
受講状況の把握や分析、アンケート集計などを行う分析レポートや、セミナー開催に不慣れな人でもセミナー当日安心して運営できるようにライブ配信のサポート、事前準備のコンサルティングなど、優れたサポート体制を持っているのが特徴です。
これらのサポートを有意義に活用することで、セミナー効果をより高め、多くの利益に繋がるでしょう。
株式会社ネクプロ
チャット機能では気軽に質問を受け付け、回答することができます。チャットによる返信が可能なことで、質問に対してスピーディな対応が取れるため、信頼獲得に大いに役立ちます。
次回開催予定のセミナーに役立つ分析を行えるアンケート機能。年代や性別、セミナー内容の理解度や感想などをアンケートとして集計することで、今後のアプローチの参考になります。
許可することで受講者の発言が可能になる機能です。この受講者発言機能があることで、より綿密なコミュニケーションができ、受講者との距離が縮まるような気持ちになります。
質疑応答の過程を作ることで、セミナー内容の理解度が高まることでしょう。
世界中で利用できるシステムであっても、対応言語が少ないと利用範囲がグッと狭くなります。そのため、多言語に対応するweb会議システムを選択しましょう。
拠点数が多ければ多いほど受講できる人が増えるため、セミナーの開催価値は向上し、集客の効果が高まります。
社内会議用
V-CUBE
ミーティング ブイキューブ |
ZOOM
ZOOM
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Cisco Webex
WebEx
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アプリケーション共有ファイルをリアルタイムに全参加者と共有
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デスクトップ共有デスクトップ画面全体を共有可能
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録画やり取りを録音・録画して保存可能
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ファイルの保存・転送会議中に使った資料や、メールでは大きすぎて送れない資料の共有
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ホワイトボード文字や図の記入、画像の読み込みなどが可能
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外国語翻訳会話をリアルタイムに翻訳して会話内容と翻訳内容をテキスト表示
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アンケート機能質問やアンケートを実施することが可能
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IPアドレス制限許可のない人の参加を防止できる機能
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チャット機能文字によるメッセージの共有が可能
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100拠点以上対応同時に接続できる拠点数が100を超える
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オンプレミスでの提供自社で情報のシステムを保有し、自前の設備で運用する方式
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無料版あり
Google Meet
Google
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Skype
マイクロソフト
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chatwork live
Chatwork
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参加者アカウント不要アカウント登録なしでスタートできます |
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1対1ミーティング
時間に縛られずに会議を行なうことができます |
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画面共有
自分のパソコンの画面を相手に表示させる機能
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セキュリティ第三者によるデータの盗聴やなりすまし、改ざんなどを防ぎます
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2段階認証プロセス | E2E暗号化 | SSL/TLS |
人数一度の会議に参加できる人数
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最大250名 | 最大50名 | 最大14名 |
無料期間が無制限かつ、セキュリティ面について公式HPで明示されている製品を比較
商談用
V-CUBE
セールスプラス ブイキューブ |
ベルフェイス
ベルフェイス
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B-room
Bloom Act
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資料共有
エクセルやPDFなどの資料の共有
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チャット機能文字によるメッセージの共有が可能
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トークスクリプト
話したい内容を事前に準備でき、自分だけが見ることができます
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同時接続3名の場合
の月額料金 同時接続できる人数 |
44,400円(税別) | 45,000円(税別) | 35,000円(税記載なし) |
相手の対応
WEB会議をする際に相手側に行ってもらうこと
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URL入力 | 電話 | URLorワンタイムパスワード |
月額費用が公式HPに明示されている3製品を比較
設計・製造用
V-CUBE
コラボレーション ブイキューブ |
Fresh Voice
エイネット
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Cisco Webex
シスコ
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同時ペン作画リアルタイムで複数人で図面に書き込みができます
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CAD共有対応重い3次元データもスムーズに共有できます
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画像共有画像データなどを同じ画面で共有できます
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高精細データ共有
画面サイズに合わせた拡大や縮小などの処理なしで2000万画素クラスでも共有可能
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画像共有機能がデフォルトでつき、公式HPに設計・製造系の導入事例が載っている製品を比較
セミナー用
V-CUBE
セミナー ブイキューブ |
ギガキャスト
ロゴスウェア
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ネクプロ
ネクプロ
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チャット機能文字でもやりとりすることが可能
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アンケート機能
質問やアンケートを実施することが可能
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受講者発言機能
受講者の発言を許可したり、チャットで質問を入力してもらうことが可能
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インストール不要インストールなしでWEB会議ができます
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多言語対応
さまざまな国の言語でシステムを利用できます
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日本語・英語・中国語(簡体字・繁體字)、タイ語、インドネシア語 | 記載なし | 記載なし |
最大拠点数
対応拠点数が多いほど大規模な配信が可能
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10,000拠点 | 6,000拠点 | 6,000拠点 |
チャットとアンケート機能が標準搭載の製品を比較