実績
どのWeb会議システムを導入するかは、「実績」が1つの判断材料になりえます。
一般顧客向け（BtoC）の製品とは異なり、企業向け（BtoB）の製品は、ユーザーの口コミや評価などの製品の良し悪しを決める材料が非常に少ないからです。
そこで、実績から、導入先企業の業種や規模を読み解くことで、そのWeb会議システムがどんな分野に強いかなどの動向を掴むことが可能になります。
Web会議メーカーシェア （2019）の上位2社を紹介していきますので、参考にして下さい。
参照元：シード・プランニング（https://www.seedplanning.co.jp/press/2019/2019032001.html）
クラウド型シェア1位：V-CUBE ミーティング
株式会社シード・プランニングによる「2020 ビデオ会議/Web会議の最新市場とビデオコミュニケーション機器・サービス動向」でASP市場のシェアNo.1に輝いています（2019年）。これで2007年から13年連続シェア1位。総務省が選ぶ「テレワーク先駆者百選 総務大臣賞」に選出（2016年11月）されたことがある好評のWEB会議システムです。
参照元：V-CUBE公式HP（https://jp.vcube.com/lp_mtg/25）
主な業種
- 製造（食品）
- 製造（建設）
- 販売
- 流通
- 医薬品
- インフラなど
導入している主な企業
- 株式会社ノジマ
- 日本航空株式会社
- 東京ガス株式会社（エネルギーソリューション本部）
- 東日本旅客鉄道株式会社
- 株式会社宮崎銀行
- 株式会社TSUTAYA STORES
V-CUBEミーティングの詳細を公式HPでチェック
クラウド型シェア2位：Cisco Webex
V-CUBE ミーティングに次ぐシェア2位が、Cisco Webex。世界165カ国以上の国で利用されているWEB会議システムで、『Elearning！』誌の読者が、最も優れたEラーニングソリューションに対して送る「ベストオブEラーニングアワード」を受賞（2007年）しています。
主な業種
導入している主な企業
- 第一三共株式会社
- グラクソ スミスクライン株式会社
- 株式会社インターネット総合研究所
Cisco Webexの詳細を公式HPでチェック
Web会議サービス会社の実績で分かる得意分野
2社の実績を検証すると、ともに豊富な導入経験を持っており、中小企業から大企業まで幅広く導入されていることが解ります。
たとえば、V-CUBE ミーティングはインフラ、金融、自治体などセキュリティ面を重視する国内企業での導入が顕著です。一方、海外に拠点や支店がある企業ならCisco Webex（シスコシステムズ）という見方も可能でしょう。
上記の通り、実績は1つの指針にはなりますが、それだけで判断してはいけません。
ウェブ会議にかかる費用や必要とする機能とのバランスを勘案したうえで決めることが重要です。
