3CX

3CXはクラウドやオンプレミスで活用できるWEB会議システムであり、複数の機能を搭載された統合コミュニケーションツールです。海外製WEB会議システムである3CXは、チャネルパートナーとして認定されている日本国内の代理店から購入することが可能であり、最初の1年間は無料で試用できるというトライアル期間の長さも特徴です。ここでは、3CXの特徴や導入事例について詳しく解説しています。

3CXの特徴

3CXはビジネスに役立つ統合コミュニケーションツールとして設計開発されており、クラウドでもオンプレミスでも利用できるWEB会議システムとしても注目されています。セットアップが簡単に行える上、既存のWindows OSやLuinux OS搭載のマシンで利用したり、GoogleクラウドやAWSなど標準型Linux VPSを提供するプロバイダーを利用して、セルフホスティングを行ったりすることも可能です。

また、ネットワークにIP電話やゲートウェイといったプラグインを併用すれば、3CXが自動で設定をスタートしてくれるのも、嬉しポイント。導入にかかる工数を、大幅に削減してくれるでしょう。

無料トライアル期間が1年間

新しくWEB会議システムの導入を検討していたり、既存のシステムからの移行を検討していたりする企業にとって、目的のシステムが実際に自社ニーズへマッチしているのか確認することは欠かせません。

その点、3CXでは最初に1年間無料のトライアル期間が設けられており、シーズンを通して自社の環境や営業戦略との親和性を確認することができます。

ひとまず初期費用を抑えながらWEB会議システムを導入したり、社員のスキルアップや意識向上をローコストで促進したりしたい場合、3CXの無料期間は魅力的な特徴といえるかも知れません。

なお、有料版へ移行する際も、ユーザーライセンスごとに費用が加算されているのでなく、会議への参加者の人数に応じた料金体系となっているため、複数の管理者でシステムを共有しながらコストパフォーマンスを追求していけることも重要でしょう。

シームレスに参加できるビデオ会議

3CXではGoogleのWebRTCテクノロジーが採用されており、WEBブラウザを介した高画質なビデオ会議を主催することができます。また、会議の参加者へ事前に専用ソフトやプラグインをインストールさせる必要がないため、社内だけでなく社外の取引先や顧客、採用面接の希望者など、幅広い人を対象として会議を設定できることもポイントです。

会議への参加は1クリックでできるという点も見逃せません。3CXはこれまでWEB会議システムを使ったことのない人であっても、混乱することなくリモート会議へ参加できるよう、誰にとっても利便性の高い操作性や信頼性の追求がシステムの設計理念となっています。

登録可能なユーザー数は無制限となっており、無料でも最大250人まで会議へ参加できるため、小規模事業者から大規模事業者まで活用法を検討していくことができます。

データ共有やリモート機能によるサポート

PowerPointやPDFといったデータを事前にアップロードしておき、会議へスムーズに反映していけることが特徴です。また、画面共有やリモートコントロールも可能なので、不慣れな従業員への指導やトラブルシューティングに応用できることも、ユーザビリティを高めるポイントとなっています。

その他、投票ツールなどのサポート機能によって会議の質を高めていくことも可能です。

　

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3CXの導入事例

キプロス保健省での導入事例

地中海上に存在するキプロス共和国では、保健省が3CXを活用したオンラインセラピーやカウンセリングを実施し、数多くのリクエストへ対応できる環境が構築されているそうです。これにより、多くの患者がメンタルヘルスの問題について、移動を制限されている状況下でも迅速に専門家へ相談することができるようになりました。

3CXのWEB会議システム

機能

• ビデオ会議
• データ共有
• リモートコントロール
• 画面共有
• 投票ツール
• マルチデバイス<

必要な機器

• WindowsまたはLinux OSが稼働するデバイス
• オンプレミス版では既存サーバーや仮想サーバー
• WEBカメラやマイクなどのメディア機器

料金プラン

• 最初の1年間は無料
• 有料プランは要問合せ