導入するにも多大なコストがかかるWeb会議ですが、各社とも無料で試せる無料体験版を提供しています。使用できる機能も一部制限がかかる場合があるものの、使い勝手や実用性を調べるには十分な材料と言えます。
当サイトに掲載しているWeb会議システム3社は、クラウド版を保有しているため、インストール不要で手軽に開始できるのも利点の1つです。
トライアル期間は、各社によって違いはありますが、無料で試用することで操作性や自社の要件にあっているかの確認ができます。
無料体験版の操作方法に関しては、各社とも専任のオペレーターを用意していますので、正式版同様のサポートを受けることができます。
相談をすれば、丁寧に機器の揃え方から順に説明をしてもらえますから、専門知識が無くても充分対応できます。
高画質、高音質・WebRTCに対応・テレビ会議連携・PC画面、アプリ画面共有・モバイルでの使用
Web会議で利用する頻度が高い機能が操作しやすいようにと考えられています。そのため、画面は有料製品であってもとてもシンプル。パソコンからはもちろんですが、画面が小さいスマートフォンやタブレット端末でも使いやすいようになっています。
その他、海外での使用・外国語会議・電話会議連携・サイボウズ連携・テレビ会議接続など様々な機能があります。
Web会議は、iOS・Android専用アプリにより、スマートフォンやタブレット端末からも実施することが可能です。外出先や遠隔地にいても、気軽に会議が開催できます。
外国語のWeb会議であっても、音声認識技術を使い、自動翻訳を行います。リアルタイムで翻訳を行うことによって、外国語会議の内容が理解しやすくなります。
無料トライアルのアカウントに登録することで、サービスの無料体験ができます。ただし、体験できるのは基本となるサービスのみ。オプションサービスは無料版で体験ができないものの、問い合わせをすることでオプション機能も試すことができるようです。
ホームページで期間は確認できなかったため、アカウントに登録する際に無料で試せる期間を確認しておきましょう。
Cisco WebEx・Cisco WebEx Meeting Center・Cisco WebEx Event Center・Cisco WebEx Training Center・Cisco WebEx Support Center
PCで使用することが多いWeb会議ですが、スマホやタブレットでもアクセスできます。参加はもちろん主催もでき、外出先から会議を開きたい、というときに役立つ機能です。
WebExの管理サイトを使用することで、セキュリティーポリシーの設定ができます。安心・安全に会議が開催できるでしょう。
期間中であれば、何度でもミーティングの開催は可能です。また、ミーティングの際は最大10拠点同時参加も無料版で体験することができます。ただし、有料版との違いは音声がVolPであるということ。製品版は電話音声との混合会議が可能である統合型音声利用することができますが、無料の場合はVolPのみとなっているので気を付けましょう。
トライアル期間中でも無料サポートとオンライントレーニングを受けることができるため、使い方も無料版を使用している間にマスターできそうですね。
14日間です。じっくりと使い心地を試すことができます。
ZOOMは無料のほか、月額費用2,000円のプロプラン、2,700円のビジネスプランがあります。
面倒なサインアップ(ログイン)の作業や、事前のID登録が必要ありません。参加者は共有されたURLをクリックするだけで、簡単に会議に参加することができます。パソコンが苦手な方でも、問題なく会議に参加できるでしょう。
ZOOMは映像圧縮技術を用いており、他のシステムと比べて少ない通信量で、映像・音声を安定して通信することが可能です。
画面共有、チャット、録音といった基本的な機能は無料版でも使うことが可能です。1対1のミーティングなら時間無制限で行なえます。
ただし、3人以上の複数人で会議を行なう場合は、40分の時間制限が発生するため、40分以上を要する場合は繋ぎ直さなければなりません。参加人数は100人までという制限もあるため、長時間に及ぶ大人数での会議があるようなら、有料版への移行をおすすめします。
期間はありません。無料で使い続けられますが、その場合は制限が多いのが実情です。
Web会議システムと無料ツールそれぞれの特徴と違いについて比較しています。納得のいくシステムを導入したい方はぜひ参考にしてください。
Googleが提供するコミュニケーションツール「Google Meet」は、以前はGoogleハングアウトという名称でしたが、2020年4月に変更されました。チャットでのやりとり、複数名でやりとりできるグループチャット、画面越しでやりとりできるビデオ通話、音声通話を無料で利用できます。なお、Android端末には専用アプリが標準搭載されています。
Web会議サービスは複数名が利用できるものの、Skypeは「グループビデオ(複数名でのビデオ通話)」の利用は有料になります。また、会議上の履歴内容をバックアップできず、あくまでコミュニケーションのみに特化したサービスのため、一般的なWeb会議サービスと比較すると一部機能が見劣りしている印象を受けます。
Microsoft社が提供するMicrosoft Teams(マイクロソフトチームズ)は、オンライン会議・ビジネスチャットを行えるほか、同社の製品であるWordやExcel、PowerPointとの連携がスムーズに行えます。
chatworkは、LINEのように無料で手軽にコミュニケーションができるツールです。チャットがメインの機能となりますが、ビデオ機能を使用することでWEB会議の開催も可能です。
無料版と有料版の違いを導き出すとともに、WEB会議システムの特徴を比較しています。
社内会議用
V-CUBE
ミーティング ブイキューブ |
ZOOM
ZOOM
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Cisco Webex
WebEx
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アプリケーション共有ファイルをリアルタイムに全参加者と共有
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デスクトップ共有デスクトップ画面全体を共有可能
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録画やり取りを録音・録画して保存可能
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ファイルの保存・転送会議中に使った資料や、メールでは大きすぎて送れない資料の共有
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ホワイトボード文字や図の記入、画像の読み込みなどが可能
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外国語翻訳会話をリアルタイムに翻訳して会話内容と翻訳内容をテキスト表示
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アンケート機能質問やアンケートを実施することが可能
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IPアドレス制限許可のない人の参加を防止できる機能
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チャット機能文字によるメッセージの共有が可能
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100拠点以上対応同時に接続できる拠点数が100を超える
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オンプレミスでの提供自社で情報のシステムを保有し、自前の設備で運用する方式
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無料版あり
Google Meet
Google
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Skype
マイクロソフト
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chatwork live
Chatwork
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参加者アカウント不要アカウント登録なしでスタートできます |
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1対1ミーティング
時間に縛られずに会議を行なうことができます |
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画面共有
自分のパソコンの画面を相手に表示させる機能
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セキュリティ第三者によるデータの盗聴やなりすまし、改ざんなどを防ぎます
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2段階認証プロセス | E2E暗号化 | SSL/TLS |
人数一度の会議に参加できる人数
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最大250名 | 最大50名 | 最大14名 |
無料期間が無制限かつ、セキュリティ面について公式HPで明示されている製品を比較
商談用
V-CUBE
セールスプラス ブイキューブ |
ベルフェイス
ベルフェイス
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B-room
Bloom Act
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資料共有
エクセルやPDFなどの資料の共有
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チャット機能文字によるメッセージの共有が可能
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トークスクリプト
話したい内容を事前に準備でき、自分だけが見ることができます
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同時接続3名の場合
の月額料金 同時接続できる人数 |
44,400円(税別) | 45,000円(税別) | 35,000円(税記載なし) |
相手の対応
WEB会議をする際に相手側に行ってもらうこと
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URL入力 | 電話 | URLorワンタイムパスワード |
月額費用が公式HPに明示されている3製品を比較
設計・製造用
V-CUBE
コラボレーション ブイキューブ |
Fresh Voice
エイネット
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Cisco Webex
シスコ
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同時ペン作画リアルタイムで複数人で図面に書き込みができます
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CAD共有対応重い3次元データもスムーズに共有できます
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画像共有画像データなどを同じ画面で共有できます
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高精細データ共有
画面サイズに合わせた拡大や縮小などの処理なしで2000万画素クラスでも共有可能
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画像共有機能がデフォルトでつき、公式HPに設計・製造系の導入事例が載っている製品を比較
セミナー用
V-CUBE
セミナー ブイキューブ |
ギガキャスト
ロゴスウェア
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ネクプロ
ネクプロ
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チャット機能文字でもやりとりすることが可能
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アンケート機能
質問やアンケートを実施することが可能
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受講者発言機能
受講者の発言を許可したり、チャットで質問を入力してもらうことが可能
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インストール不要インストールなしでWEB会議ができます
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多言語対応
さまざまな国の言語でシステムを利用できます
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日本語・英語・中国語(簡体字・繁體字)、タイ語、インドネシア語 | 記載なし | 記載なし |
最大拠点数
対応拠点数が多いほど大規模な配信が可能
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10,000拠点 | 6,000拠点 | 6,000拠点 |
チャットとアンケート機能が標準搭載の製品を比較