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会議用マイクスピーカーを比較しましょう

会議用マイクスピーカーにこだわりましょう

web会議はソフトウェアの進歩によって昔のような不便さがなくなり、年々便利になってきています。しかし、それでも度々問題になるのが「音声」です。

音声で問題になるのは「反響」「騒音」そして「ハウリング」です。

反響、つまりエコーとは、自分の声が壁や床で反射する現象であり、自分の発言が相手先で聞こえてくることを指します。会話にはさほど問題がないのですが、それでもやはり違和感が多く、気になるという人は多いです。

騒音、つまりノイズとは、会議の会話以外に聞こえる音声のことです。例えば、会議中に外からバイクのエンジン音が聞こえたり、会社内での会話が聞こえてきたりといった経験はないでしょうか。中には気になって会話内容が頭に入らなかったというケースもあり、会議において大きな支障となります。

そして、ハウリングです。ハウリングとは、スピーカーから「キーン」といった大きな音が派生する現象のことを指します。これはスピーカーの音をマイクが集音してしまうことで発生する音なのです。会議が途中で遮られてしまうため、あまり好ましいとはいえません。

これらの現象が起きる主な原因は、マイクとスピーカーにあります。特にスピーカーは重要であり、使用する場所に適しているものを使っているかどうかきちんと把握しなければなりません。

機材をきちんと選び、会議場にふさわしい会議用マイクスピーカーを用意すれば、騒音もハウリングも大幅になくすことができます。

ここでは、そんな会議用マイクスピーカーについて説明しましょう。

会議用マイクスピーカー選びのポイント

会議用マイクスピーカーを選ぶ際には、3つのポイントを把握しましょう。

利用人数

会議用マイクスピーカーには、利用するのに適した人数が設定されています。参加する人数の規模によって対応できるものと対応できないものがあり、対応できなかった場合会議において少々不便を感じることがあります。なお、一対一で会話するのであれば会議用マイクスピーカーはヘッドセットで十分です。マイクとスピーカー両方の機能がついており、コンパクトだからです。このヘッドセットもただ漠然と選ぶのではなく、業務用や、もしくは専用ヘッドセットを購入しましょう。そのほうがより音が聞き取りやすく、発言も聞き取ってもらえやすいからです。

どこで利用するか

会議用マイクスピーカーを使用する場合、非常に重要なのが場所です。広さによっては声が反響しやすく、また、規模によっては音を拾いにくいため、使用する場所をよく考える必要があります。基本的には、参加者の声を全員分しっかりと拾えるかどうかという点が重要であり、参加者の人数に対応したマイクスピーカーを用意しましょう。もし、会議室が広かった場合は音声を拾いきれないケースがあるため、複数のマイクスピーカーを連結できるタイプのものを使うとスムーズに会議ができます。なお、外出先や出張先などで会議を行なう場合、ヘッドセットを用意しておきましょう。もし出張先にマイクスピーカーの準備がなくても対応できる他、軽量なので持ち運びにも苦労しません。

web会議に対応しているかどうか

会議用マイクスピーカーの中には、web会議サービスに対応していないこともあります。その場合、音声の品質が下がり、エコーや音割れなどが発生しやすくなるので会議にトラブルが発生しやすくなります。基本的に、会議用マイクスピーカーは汎用性が高いのでどんな企画でも使用できますが、なるべくトラブルを避けたいのであればweb会議サービス対応規格かどうかを確認しましょう。

会議用マイクスピーカーを使用する際に気を付けること

会議用マイクスピーカーを使用する場合、マイクスピーカー選びはもちろんのこと、本体の設定も注意しなければなりません。

例えば、会議用マイクスピーカーをパソコンに接続する際には、カメラのマイクをオフにするといったことを始めとして、スピーカーのボリュームを上げすぎないことも重要です。ボリュームを上げすぎると音割れが発生しやすくなる他、音声を拾いやすくなってしまうのでエコーが起きやすくなってしまいます。

この他にも、音声に関する問題がいくつかありますので紹介しましょう。

機器を触らない

使用中に会議用マイクスピーカーを触ると、エコーやノイズが発生しやすくなってしまいます。マイクスピーカーの中には音を拾いやすいものが多く、軽く触れるだけでも触れた音を拾い、少し移動させるだけでも地面と擦れる音を拾います。音量を大きめにしていると大きなノイズとなるので、配置位置は予めて決めておき、あまり触れないようにしましょう。

近くに音が出るものを置かない

意外とやってしまいがちなことにプロジェクターやパソコン、オフィスの空調設備などの近くにマイクスピーカーを設置してしまうことです。

これら設備は普段は気づきにくいかもしれませんが、作動中には音を常に発しています。そのため、マイクスピーカーが音を拾ってしまい、ノイズが発生する原因となってしまうのです。

遮蔽物の近くに設置しない

例えば、マイクの近くに書類の束やノートパソコンを設置すると、それが遮蔽物となってしまい、壁になってしまいます。

そうなると、音を反響しやすくなってしまうので、エコーが発生する原因となります。

基本的に、これらのことを避ければエコーやノイズが発生するリスクはだいぶ減ります。上記のことに注意して、トラブルのないweb会議を行ないましょう。

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会議用マイクスピーカー紹介

会議用マイクスピーカーはどれがいいのかとお悩みの方へ、ここではおすすめの製品をいくつか紹介します。

V-CUBE デバイス 汎用型マイクスピーカー A500

Web会議のシェア大手であるブイキューブから販売されている製品。収音範囲は約2メートルで、個人利用~6人規模の中規模の会議までカバーします。カバンに収まるサイズですが、約12時間の連続通話が可能です。

ノイズやエコーの自動除去機能はもちろん、音(声)の強弱をフラットにする自動集音レベル調整やクロストークへの対応といった、クリアな会話をサポ―トする機能を多彩に備えています。

価格 28,000円(税抜)
スペック USB接続、Bluetooth Ver.4.0接続、連結機能あり(連結用コード別売り)

ヤマハ ユニファイドコミュニケーションマイクスピーカーシステム YVC-330

ヤマハから開発・販売されている製品です。パソコンやテレビへの接続はもちろん、スマートホンなどのタブレットもBluetooth接続によって使用が可能です。本体のサイズはコンパクトであり、持ち運びがしやすいというのもポイントです。

性能面の特徴は、人間の音とノイズを判定する機能を有し、ノイズを拾わない処理がされるため音声トラブルが少ないことでも知られています。6人用マイクスピーカーですが連結機能があり、繋げることで最大10人の会議に対応することが可能です。

価格 60,000円(税抜)
スペック USB接続、Bluetooth接続、連結機能あり(連結用コード別売り)

ヤマハ 会議用マイクスピーカー PJP-25URB

同じくヤマハから開発・販売されている会議用マイクスピーカーです。軽量かつ操作性もシンプルであり、使いやすいのが特徴です。会議室の広さによって設定の変更も可能であり、2メートル程度離れていても音声を拾うことができます。

価格 64,000円(税抜)
スペック USB接続、可動式マイクアームあり、エコーキャンセラー装備あり

サンワダイレクト WEB会議マイクスピーカーフォン 400-MC003

サンワダイレクトから開発・販売されている会議用マイクスピーカーです。リーズナブルな価格が特徴的であり、スピーカーとマイク一体型です。マイクは延長可能であり、最大3メートル離れた距離からでも音声を拾うことができます。

価格 14,800円(税込)
スペック USB接続、マイク3基搭載(延長可能)、360℃均等出力スピーカーあり

Web会議でのマイクの発話方式

Web会議を快適に利用するためには、「音」にこだわることは絶対条件です。そして、音声の問題を軽減させるためにこだわりたいのが発話方式です。

Web会議での発話方式としては、主に「常にマイクON」「ONとOFFを必要に応じて切り替える」「キーを押している間だけマイクON」「発話しているときだけマイクON」「常にマイクOFF」の5種類があります。ここではそれぞれの発話方式の特徴やメリット・デメリットをご紹介します。

常にマイクON

常にマイクをONにする発話方式は、自分の発言が多いWeb会議で有効だといえます。大勢に向けた講演のためにWeb会議を利用するときなどは、ぜひマイクを常時ONにした状態にしてください。マイク操作に気を取られることなく、話をすることだけに集中することができます。

この発話方式のデメリットとしては、周囲の雑音が入りやすいことが挙げられます。静かな会議室から参加するのであればあまり問題ありませんが、外出先など騒音が多い場所から参加するときにはこの発話方式は避けたほうがいいでしょう。

また複数人で同じデバイスからWeb会議に参加する場合、その場にいる人と相談してから全体に向けて発言したいこともあると思います。そのような場合は、常にマイクをONにする発話方式は向いていないといえるでしょう。

ONとOFFを必要に応じて切り替える

ONとOFFを必要に応じて切り替えるという発話方式もあります。この方式であれば、どのような状況になっても柔軟に対応することができます。

ただし、問題点としてON・OFFの操作に気を取られてしまいがちなこと、そして操作を誤ってしまう可能性があるということが挙げられます。Web会議が始まってからあたふたすることのないように、操作方法をしっかり確認しておくことをおすすめします。

キーを押している間だけマイクON

「ONとOFFを必要に応じて切り替える」ではキーを押すごとにON・OFFが切り替わるのに対し、「キーを押している間だけマイクON」ではキーを押し続けている間だけONの状態をキープすることができます。

操作間違いが少ないのがメリットですが、自分の発言が多いときには少々不便です。自分の発言機会が少ないWeb会議に適しているといえるでしょう。

発話しているときだけマイクON

自分が発言したときに自動的にマイクがONになるタイプの発話形式もあります。自分でON・OFFを切り替える必要がないので、会議に集中できるのがメリットです。

しかし、周囲の環境によっては自分が発言していないときにも作動してしまうことがあります。また、声が小さいと機械が反応しないという可能性もあります。

常にマイクOFF

常にマイクをOFFにする発話方式は、自分に発言機会がないWeb会議のときに向いています。一切発言する必要がない場合は、この発話方式を選ぶとよいでしょう。周りの雑音によってWeb会議の進行を妨げてしまうこともありません。

ただし、少しでも発言する可能性があるときにはONとOFFを切り替えられる発話方式にしておいたほうが無難だといえるでしょう。

自身の発言を確認する「ループバック機能」

Web会議で発言をするときの一つの特徴として、相手の反応が読み取りづらいということが挙げられます。直接対面して話をしているときには、相手の様子から話が伝わっているのかを読み取ることができます。

しかし、Web会議では誰かが発言したときに視線を合わせることもできなければ、いちいち相槌を打つこともしません。そのため、どうしても一方的に話す形になります。

発言がある程度一方的になるのは、Web会議であれば仕方ありませんが、相手によく話が聞こえていないとなるとそれは大きな問題です。特に、発言者が会社の上位の人間であれば「話が聞こえません」とは言いづらいもの。会議を問題なくスムーズに進行させるためにも、自分の声の聞こえ方は事前にチェックしておきたいものです。

このように自身の発言の聞こえ方をチェックしたいとき、役立つのがWeb会議システムの「ループバック機能」です。これを利用して音声をセルフチェックすれば、安心してWeb会議に臨むことができます。なお、Web会議の最中にこの機能を利用することもできます。もちろんループバック機能を利用して音声をテストしているときに音声がどこかに転送されるということはないので安心してください。

ループバック機能を使うときに気を付けたいこととしては、以下の点が挙げられます。

社内会議用

おすすめWEB会議システム3
V-CUBE
ミーティング
ブイキューブ
ZOOM ZOOM
Cisco Webex WebEx
アプリケーション共有ファイルをリアルタイムに全参加者と共有
○ ○ ○
デスクトップ共有デスクトップ画面全体を共有可能
○ ○ ○
録画やり取りを録音・録画して保存可能
○ - -
ファイルの保存・転送会議中に使った資料や、メールでは大きすぎて送れない資料の共有
○ - ○
ホワイトボード文字や図の記入、画像の読み込みなどが可能
○ ○ ○
外国語翻訳会話をリアルタイムに翻訳して会話内容と翻訳内容をテキスト表示
○ - -
アンケート機能質問やアンケートを実施することが可能
○ - ○
IPアドレス制限許可のない人の参加を防止できる機能
○ - -
チャット機能文字によるメッセージの共有が可能
○ ○ ○
100拠点以上対応同時に接続できる拠点数が100を超える
○ ○ ○
オンプレミスでの提供自社で情報のシステムを保有し、自前の設備で運用する方式
○ - ○

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2018年度のシェアランキングTOP3を比較。参照元:シード・プランニング(https://www.seedplanning.co.jp/press/2019/2019032001.html)

無料版あり

おすすめWEB会議システム3
Google Meet Google
Skype マイクロソフト
chatwork live Chatwork
参加者アカウント不要アカウント登録なしでスタートできます
○ - -
1対1ミーティング
時間に縛られずに会議を行なうことができます
- ○ -
画面共有 自分のパソコンの画面を相手に表示させる機能
○ ○ ○
セキュリティ第三者によるデータの盗聴やなりすまし、改ざんなどを防ぎます
2段階認証プロセス E2E暗号化 SSL/TLS
人数一度の会議に参加できる人数
最大250名 最大50名 最大14名

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無料期間が無制限かつ、セキュリティ面について公式HPで明示されている製品を比較

商談用

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セールスプラス
ブイキューブ
ベルフェイス ベルフェイス
B-room Bloom Act
資料共有 エクセルやPDFなどの資料の共有
○ ○ ○
チャット機能文字によるメッセージの共有が可能
○ - ○
トークスクリプト 話したい内容を事前に準備でき、自分だけが見ることができます
- ○ ○
同時接続3名の場合
の月額料金 同時接続できる人数
44,400円(税別)45,000円(税別)35,000円(税記載なし)
相手の対応 WEB会議をする際に相手側に行ってもらうこと
URL入力電話URLorワンタイムパスワード

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月額費用が公式HPに明示されている3製品を比較

設計・製造用

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コラボレーション
ブイキューブ
Fresh Voice エイネット
Cisco Webex シスコ
同時ペン作画リアルタイムで複数人で図面に書き込みができます
○ - ○
CAD共有対応重い3次元データもスムーズに共有できます
○ ○ ○
画像共有画像データなどを同じ画面で共有できます
○ ○ ○
高精細データ共有 画面サイズに合わせた拡大や縮小などの処理なしで2000万画素クラスでも共有可能
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画像共有機能がデフォルトでつき、公式HPに設計・製造系の導入事例が載っている製品を比較

セミナー用

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セミナー
ブイキューブ
ギガキャスト ロゴスウェア
ネクプロ ネクプロ
チャット機能文字でもやりとりすることが可能
○ ○ ○
アンケート機能 質問やアンケートを実施することが可能
○ ○ ○
受講者発言機能 受講者の発言を許可したり、チャットで質問を入力してもらうことが可能
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インストール不要インストールなしでWEB会議ができます
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多言語対応 さまざまな国の言語でシステムを利用できます
日本語・英語・中国語(簡体字・繁體字)、タイ語、インドネシア語 記載なし 記載なし
最大拠点数 対応拠点数が多いほど大規模な配信が可能
10,000拠点 6,000拠点 6,000拠点

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チャットとアンケート機能が標準搭載の製品を比較