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LINE

特徴

LINE株式会社が提供する「LINE」は、スマホやタブレットで使える無料モバイルアプリであり、国内シェア率90%という大人気SNSです。実際、LINEは個人間のコミュニケーションツールの枠を超えて、民間企業の宣伝広告ツールや、公的機関からの連絡手段としても採用されるほど一般に普及しており、WindowsやMac OSを搭載したパソコン向けの専用アプリも配信されています。

また、LINEには個人間のチャット機能や音声通話・ビデオ通話だけでなく、複数人で同時に参加できる「グループビデオ通話機能」も搭載。その最大接続人数も200人というのは驚きです。

そのため、専用のWeb会議システムを用意しなくても、LINEアプリさえあればWeb会議を無料で開催可能だと考えることもできます。

しかし、日常的なSNSとして非常に便利なLINEですが、本格的なWeb会議などを行うには機能面での制限も多く、まずはその機能について把握しておくことが大切です。

無料による制限(有料課金によるオプション)

個人で使える無料のLINEアカウントでは、主に以下のような機能を利用できます。

上記の他にも、「LINE Pay」のような電子マネーサービスや、デザインを変更できる「着せかえ」機能など、様々なサービスを無料で利用することができ、個人が日常的に使うSNSとして優れた利便性を備えていることは間違いないでしょう。また、すでに普及しているアプリということもメリットです。

その上、LINEグループとして登録しているユーザー同士でしかビデオ通話を行えないという制限こそあるものの、最大200人まで接続できて、画面上に最大6人(PC版では最大16人)まで表示させられるなど、無料で使えるWeb会議システムとしてはかなり魅力的かも知れません。

とはいえ、それらの数字はあくまでもシステムとしての限界値であり、実際には接続ユーザーが増えるほど送受信されるデータ量も増大して、通信負荷がどんどん重くなり、ネット環境に不安がある場所では、音声や動画が途切れやすくなるといったデメリットもあります。そのため、特に重要な会議や、大切なクライアントとの商談では扱いにくい場合もあるでしょう。

なお、LINEには有料スタンプを購入できるオプションの他にも、公式LINEアカウントを開設できる有料プランがあります。

ただし、公式LINEアカウントは基本的にメッセージ通数に応じた課金制度となっており、店舗や企業からの宣伝広告、あるいは登録者への一斉通知などを目的として利用されることが一般的です。

Web会議に特化したサービスとの違い

LINEのグループビデオ通話機能は、相手の顔を見ながら会話したり、同じ画像を確認しながら意見交換できたりと、友人同士や限られた人数でWeb会議を行いたい人にとって便利なアプリといえます。

実際、使用環境に条件こそあるものの、最大16名まで互いの顔を見ながらWeb会議を開催可能という点は魅力です。また、現在では多くの人がLINEを日常的に利用しており、モバイル版に慣れている人であれば、PC版でもほとんど苦労せず操作しやすい点も重要でしょう。その他、背景やアイコンを設定できるので、プライバシーに配慮したコミュニケーションも可能です。

しかし、LINEには使用デバイスやOSごとの機能差、参加人数に比例して通信が不安定になるといったデメリットもあり、そもそもLINEアカウントがなければ通話に参加することもできません。

一方、Web会議に特化したサービスでは、多数で会議を行えたり、会議の内容を記録して改めてシェアできたりと、様々な機能が備えられており、セキュリティ面での信頼性も高くなっています。そのため、本格的にWeb会議を導入しようと検討する場合、まずは様々なWeb会議システムを比較して、自分のニーズにマッチしたものを試してみることをおすすめします。

社内会議用

おすすめWEB会議システム3
V-CUBE
ミーティング
ブイキューブ
ZOOM ZOOM
Cisco Webex WebEx
アプリケーション共有ファイルをリアルタイムに全参加者と共有
○ ○ ○
デスクトップ共有デスクトップ画面全体を共有可能
○ ○ ○
録画やり取りを録音・録画して保存可能
○ - -
ファイルの保存・転送会議中に使った資料や、メールでは大きすぎて送れない資料の共有
○ - ○
ホワイトボード文字や図の記入、画像の読み込みなどが可能
○ ○ ○
外国語翻訳会話をリアルタイムに翻訳して会話内容と翻訳内容をテキスト表示
○ - -
アンケート機能質問やアンケートを実施することが可能
○ - ○
IPアドレス制限許可のない人の参加を防止できる機能
○ - -
チャット機能文字によるメッセージの共有が可能
○ ○ ○
100拠点以上対応同時に接続できる拠点数が100を超える
○ ○ ○
オンプレミスでの提供自社で情報のシステムを保有し、自前の設備で運用する方式
○ - ○

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2018年度のシェアランキングTOP3を比較。参照元:シード・プランニング(https://www.seedplanning.co.jp/press/2019/2019032001.html)

無料版あり

おすすめWEB会議システム3
Google Meet Google
Skype マイクロソフト
chatwork live Chatwork
参加者アカウント不要アカウント登録なしでスタートできます
○ - -
1対1ミーティング
時間に縛られずに会議を行なうことができます
- ○ -
画面共有 自分のパソコンの画面を相手に表示させる機能
○ ○ ○
セキュリティ第三者によるデータの盗聴やなりすまし、改ざんなどを防ぎます
2段階認証プロセス E2E暗号化 SSL/TLS
人数一度の会議に参加できる人数
最大250名 最大50名 最大14名

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無料期間が無制限かつ、セキュリティ面について公式HPで明示されている製品を比較

商談用

おすすめWEB会議システム3
V-CUBE
セールスプラス
ブイキューブ
ベルフェイス ベルフェイス
B-room Bloom Act
資料共有 エクセルやPDFなどの資料の共有
○ ○ ○
チャット機能文字によるメッセージの共有が可能
○ - ○
トークスクリプト 話したい内容を事前に準備でき、自分だけが見ることができます
- ○ ○
同時接続3名の場合
の月額料金 同時接続できる人数
44,400円(税別)45,000円(税別)35,000円(税記載なし)
相手の対応 WEB会議をする際に相手側に行ってもらうこと
URL入力電話URLorワンタイムパスワード

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月額費用が公式HPに明示されている3製品を比較

設計・製造用

おすすめWEB会議システム3
V-CUBE
コラボレーション
ブイキューブ
Fresh Voice エイネット
Cisco Webex シスコ
同時ペン作画リアルタイムで複数人で図面に書き込みができます
○ - ○
CAD共有対応重い3次元データもスムーズに共有できます
○ ○ ○
画像共有画像データなどを同じ画面で共有できます
○ ○ ○
高精細データ共有 画面サイズに合わせた拡大や縮小などの処理なしで2000万画素クラスでも共有可能
○ - -

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画像共有機能がデフォルトでつき、公式HPに設計・製造系の導入事例が載っている製品を比較

セミナー用

おすすめWEB会議システム3
V-CUBE
セミナー
ブイキューブ
ギガキャスト ロゴスウェア
ネクプロ ネクプロ
チャット機能文字でもやりとりすることが可能
○ ○ ○
アンケート機能 質問やアンケートを実施することが可能
○ ○ ○
受講者発言機能 受講者の発言を許可したり、チャットで質問を入力してもらうことが可能
○ ○ -
インストール不要インストールなしでWEB会議ができます
○ - ○
多言語対応 さまざまな国の言語でシステムを利用できます
日本語・英語・中国語(簡体字・繁體字)、タイ語、インドネシア語 記載なし 記載なし
最大拠点数 対応拠点数が多いほど大規模な配信が可能
10,000拠点 6,000拠点 6,000拠点

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チャットとアンケート機能が標準搭載の製品を比較