Web会議の無料版を試す
導入するにも多大なコストがかかるWeb会議ですが、各社とも無料で試せる無料体験版を提供しています。使用できる機能も一部制限がかかる場合があるものの、使い勝手や実用性を調べるには十分な材料と言えます。
当サイトに掲載しているWeb会議システム5社は、ASP版(※)を保有しているため、インストール不要で手軽に開始できるのも利点の1つです。
トライアル期間は、各社によって違いはありますが、5日~2週間の期間で利用することができます。
無料体験版の操作方法に関しては、各社とも専任のオペレーターを用意していますので、正式版同様のサポートを受けることができます。
相談をすれば、丁寧に機器の揃え方から順に説明をしてもらえますから、専門知識が無くても充分対応できます。
※ASP:PC用のアプリケーションソフトを、インターネットやウェブブラウザーを介して使用できるサービス。
Web会議システム各社の無料体験版を紹介
ReadyCast(プレミアコンファレンシング(PGi))
有料製品のシステム
多彩なプラットフォーム対応・ワンクリックスタート・簡単な正体設定・クリアな映像共有・リアルタイム情報共有・ミーティングの録画、再生・PGi の電話会議との音声統合・Cisco Webex CMR Cloud・Cisco Webex Teams と Cisco Webexの連携
ドキュメント・アプリケーション・デスクトップの共有
遠隔地とのやり取りも、リアルタイムで可能。アプリケーション・プレゼンテーション、PCのデスクトップの共有が可能です。コンテンツ上で共同作業も行えるため、ファイルをサーバーにアップロードする手間も省けます。
セキュリティの高さ
スイッチングネットワーク、128bitSSL暗号化、PKIにて、高い安全性を実現。出席者の参加にはPKI認証を提示するようにと要求するため、アクセス制御を行いながら高いセキュリティを維持してくれます。
ミーティングは丸ごと録画
ミーティングはそのまま録画が可能。議事録に、トレーニング用に、デモンストレーション用にと様々な用途で使うことができます。
そのうち無料版で使える範囲
PGiは、実際の使用感を理解したうえで多くの人に導入してほしいと考えているため、優良製品のシステムで紹介しているほとんどの機能を無料で試すことができます。ただし状況によっては試すことができないものもあるため、個別で相談しておくと安心です。申し込みをする前に確認しておきましょう。
無料期間
14日間です。2週間無料で試しながら、じっくりと導入を検討することができます。
Cisco Webex(シスコシステムズ)
有料製品のシステム
Cisco WebEx・Cisco WebEx Meeting Center・Cisco WebEx Event Center・Cisco WebEx Training Center・Cisco WebEx Support Center
モバイル端末からでも会議が主催・参加できる
PCで使用することが多いWeb会議ですが、モバイル端末からでもアクセス可能。会議に参加することはもちろんのこと、主催することも可能です。外出先から会議を開きたい、というときに役立つ機能です。
安心安全なセキュリティ
WebExの管理サイトを使用することで、セキュリティーポリシーの設定ができます。安心・安全に会議が開催できるでしょう。
そのうち無料版で使える範囲
期間中であれば、何度でもミーティングの開催は可能です。また、ミーティングの際は最大10拠点同時参加も無料版で体験することができます。ただし、有料版との違いは音声がVolPであるということ。製品版は電話音声との混合会議が可能である統合型音声利用することができますが、無料の場合はVolPのみとなっているので気を付けましょう。
トライアル期間中でも無料サポートとオンライントレーニングを受けることができるため、使い方も無料版を使用している間にマスターできそうですね。
無料期間
14日間です。じっくりと使い心地を試すことができます。
V-Cube(ブイキューブ)
有料製品のシステム
高画質、高音質・WebRTCに対応・テレビ会議連携・PC画面、アプリ画面共有・モバイルでの使用
Web会議で利用する頻度が高い機能が操作しやすいようにと考えられています。そのため、画面は有料製品であってもとてもシンプル。パソコンからはもちろんですが、画面が小さいスマートフォンやタブレット端末でも使いやすいようになっています。
その他、海外での使用・外国語会議・電話会議連携・サイボウズ連携・テレビ会議接続など様々な機能があります。
Office365との連携
- Office365アカウントでのシングルサインオン
- V-CUBEセミナーからOutlook予定表へ予約・登録
- V-CUBEミーティングからOutlook予定表へ予約・登録 など
マルチデバイスに対応
Web会議は、iOS・Android専用アプリにより、スマートフォンやタブレット端末からも実施することが可能です。外出先や遠隔地にいても、気軽に会議が開催できます。
外国語会議の翻訳機能
外国語のWeb会議であっても、最新の音声認識技術を使い、自動翻訳を行います。リアルタイムで翻訳を行うことによって、外国語会議の内容が理解しやすくなります。
そのうち無料版で使える範囲
無料トライアルのアカウントに登録することで、サービスの無料体験ができます。ただし、体験できるのは基本となるサービスのみ。オプションサービスは無料版で体験ができないものの、問い合わせをすることでオプション機能も試すことができるようです。
無料期間
ホームページで期間は確認できなかったため、アカウントに登録する際に無料で試せる期間を確認しておきましょう。
Meeting Plaza(NTTアイティ)
有料製品のシステム
ビデオ機能・エコー、ノイズキャンセラー・グローバルハイウェイ・タブレット、モバイル端末対応・資料共有機能・遠隔操作機能・テキストチャット機能・ゲスト招待機能・会議録画機能・安心のセキュリティ・サポート・簡単なセッティング
エコー・ノイズキャンセラー
NTT研究所にて開発されている、最先端のエコー・ノイズキャンセラーを標準装備しています。エコーやノイズが押さえられ、とてもクリアに通話ができます。
そのうち無料版で使える範囲
無料版でも、有料製品と同様の機能を体験することができます。ただし、お試し用会議室のライセンスを発行することが前提となっています。
無料期間
利用する期間は14日間となっており、じっくりと検討しつつ使いやすさを確認することができそうです。
Live On(ジャパンメディアシステム)
有料製品のシステム
会議ツール(資料共有機能・ホワイトボード機能・メディア再生機能・アプリケーション共有・デスクトップ共有・録音、録画機能・招待機能・マジックビュー機能・ファイル送信機能・テキストボックス・メッセージ送信・アンケート機能・ネットワークカメラ対応・ハード型テレビ会議接続対応・プレゼンス機能・多人数モード・HD画質対応・コール機能)
ホワイトボード機能
フリーハンドでの記入、テキストや図形などの書き込みができます。
メディア再生機能
映像・音声ファイルを、リアルタイムで参加者へ配信できます。
そのうち無料版で使える範囲
お試しライセンスを発行することで、有料製品と同じ機能を試すことができます。また関連機器の提案も無料版で受けることができ、遠隔地サポート・訪問サポートなどにも対応してもらえます。
無料期間
14日間のお試しにより、充実した機能を体験しながら導入の検討ができそうです。
Web会議システムと無料ツールを比較する
Web会議システムと無料ツールそれぞれの特徴と違いについて比較しています。納得のいくシステムを導入したい方はぜひ参考にしてください。
Googleハングアウト
Googleが提供するコミュニケーションツール「Googleハングアウト」は、チャットでのやりとり、複数名でやりとりできるグループチャット、画面越しでやりとりできるビデオ通話、音声通話を無料で利用できます。なお、Android端末には専用アプリが標準搭載されています。
Skype
Web会議サービスは複数名が利用できるものの、Skypeは「グループビデオ(複数名でのビデオ通話)」の利用は有料になります。また、会議上の履歴内容をバックアップできず、あくまでコミュニケーションのみに特化したサービスのため、一般的なWeb会議サービスと比較すると一部機能が見劣りしている印象を受けます。